greenz.jp記事 文字起こし (Special Thanks : あらちゃん)

greenz.jp記事 文字起こし (Special Thanks : あらちゃん)

※先日、公開されたgreenz.jpでの取材記事の文字起こしデータを取材してくれたあらちゃんが提供してくれたので僕のブログで公開するぜ!暇すぎて、なにもやることがなくて、絶望してしまってる人にご覧いただければ幸いです。

Image : some rights reserved by Kropsoq

 

Q新井
A植原
B高橋
Cウエクサ

Q一応、知り合いの取材だと気が抜けるタイプなので、前もって正太郎くんのインタビューを読んできました。

Aふふふ。

Q昔ハフポに載っていたやつと。昨年末に載っていたキャリアハックのやつ。

Aやめてくれー。

Q二つ読めば事前情報としては足りていると思う。学生時代にブラインドサッカーのNPOの広報インターンをしたことにはじまり、そこでソーシャルネットワークに興味を持ち、そっちを一旦しっかり勉強したいから会社に入ったと。勤務しつつ、グリーンズのライターインターンをやって、それがきっかけでグリーンズから声がかかったと。意外だったのは、LINE@の公式ガイドを書いていたこと。知らなかった。

A僕、作家です。ふふふ。前の会社がトライバルメディアハウスと言って、大きい企業がSNSをマーケティングに使うじゃないですか。それをコンサルティングしている会社で、二年半ぐらい勤めました。ちょうどLINE@と言うサービスが出て、公式ガイドブックを書きませんかと言う連絡がうちの会社に来て、植原書くかと言うことで、先輩と二人で書きました。たまに印税が入ります。2,000円ぐらい気づいた時に(笑)

Q印税生活してるんだ(笑)そう言う過去の話を頭に入れて来ました。転校の多い子供だったとかね。

Aキーワードを抑えていますね。

Qじゃあ、そもそも植原正太郎って何者と言うことだけど、どんな仕事をしていますか? 僕も知らないので聞きたいよね。

A友達からも言われますよ。「何やってるの?」って。

Qそうそう。結構色々なことをやっているから、答えているインタビューはあるんだけど、グリーンズの中のことに特化して聞かれていることがあまりない。

Aじゃあグリーンズに特化して話しましょう。今日は。

Qそうだね。

A他のメディアだと、マイプロジェクトを含めた取材になっちゃっているので。

Q俺あれ知らなかった。一般社団法人作ってるって。八八だよね。

A88年のハチハチですね。フリーランスでデザイナーやライターがいるので、一緒に仕事をするみたいな感じで、一旦、法人を立ち上げて、企画会議をして。仕事を融通しあったり、ちょこちょこしてます。じゃあグリーンズだけで行きましょう。

Qじゃあ今何をやっているのか教えてください。

A今グリーンズでは「コミュニティエディター」と去年の秋ぐらいから名乗り始めて。

Qそうそう。それね。

A大きくはgreen drinks Tokyoの担当と、greenz peopleがメインです。いつもサポートいただき有り難うございます。グリーンズの読者の皆様から寄付をいただき、今は寄付金をグリーンズのメディアの運営費にしていたり、ピープルメンバーのサポートを担当しているので、そう言う意味では僕が一番グリーンズの読者の方と接点が多いポジションだし、読者のことを考えるポジションかなと思っていて。いわゆる、そう言うポジションはコミュニティマネージャーと呼ばれる役職なんですよね。

Q本屋の棚でもよく見かける。

A自社サービスのコミュニティマネージャー募集とか。要はユーザーの集まる場を作って、育成して、サービスをより分厚いものにしていく。それはコミュニティの力を使って、と言うことなんですけど、前職からそう言う仕事をしていて、例えば有名ブランドのファンの集いとしてSNSを捉えていたんですけど、マネージャーって響きがすごい嫌で。なんかムカつかないですか? ファンや読者からしたら、マネージメントされてる、してるみたいな。それが前職の時からピンと来ていなかったんですけど。横柄な言い方だなと思っていて、何かいい言い方ないかなと考えていて。エディターって言葉は結構便利な言葉だなと思って(笑)デザインといえばなんでもそれっぽく聞こえるのと同じように、編集も。

Q二大ビッグワードだよね。

Aなんでもまとめられちゃう。そうでありつつも、コミュニティデザイナーという言葉もある中で、グリーンズに関わっていて、ピープルの皆さんがいろんな活動をなさっていて、その活動を紹介したり、グリーンズピープル同士を繋いで何かを生み出していくような……。なんていうんですかね。コミュニティデザイナーは課題解決のためにコミュニティの力を使うイメージですけど、別にグリーンズピープル自体は課題がないので、どちらかというとピープルの皆さんのスキルや思い、どこに住んでいるか、というところを繋げていくのが僕の役割だと思っているので、それは編集と近い部分があるなと。世の中にいろんな話題があって、それを一冊の本に構成していく。それが媒体なのか、人のコミュニティなのかの違いはあっても、編集って言葉の方がしっくりくるなと思って。あとは、コミュニティエディターってグーグルで検索しても誰も言ってなくて「これだ」と思って。ふふふ。

Q一番乗りになれるしね。

A浅はかさな考えで。ふふふ。コミュニティデザイナーは御大がいるわけじゃないですか。グリーンズでも記事に出ていますし。でも、その領域とやっていることは違うと思いますし、僕自身がコミュニティデザイナーやコミュニティマネージャーって名乗っちゃうと、傘下に入る。僕がグリーンズでやっていることって全然誰もやっていないことだと思っているので、そこは別の型抜きで形にしていきたいし、僕自身もまだまだ言語化できていない部分もあるんですけど、確実に必要とされている分野なんじゃないかなと感じて、模索しているところ。

Q模索しているところと。

Aここまでいうと「こいつしたたかで狙っている。悪い奴だ」みたいな。全部カットで(笑)

Qははは!まだ一文字も書けない。でも、どこが実際に違うのか、詳しく教えてもらわないと、わからないかなぁ。

Aそうですね。それは僕が始めたというより、グリーンズがやって来たことだなと思っていて。今ウェブマガジンがたくさんあるじゃないですか。ニュースサイトもあって。みんなPVを追い、売上を追い、よくわからない記事を出し、いろんなコンテンツをパクリ、グーグルに怒られるみたいな。

Q2016年を総括したね。

Aっていうのがある中で、グリーンズって2006年に立ち上がって、翌年からgreen drinksをずっとやり続けているわけですよ。メディアとして立ち上がったけど、人の集いや、集まって何かを生み出していくことの大切さや、そこから生まれてくることを信じているメディアというか、今はNPO法人として団体ですけども、やっぱり、そういうことをちゃんとやって来たメディアはほぼ見ないというか。それって今までにそういうポジションがグリーンズの中にあってやって来たわけではなくて、活動の一部というか、根幹をなすところとしてやって来たことだと思うんですけど、読者の集う場を提供するだけじゃなくて、読者同士を繋いだり、読者と取材先を繋いだり、読者が取材先になったり、人を一人ずつ見ているのがグリーンズの哲学だと思っていて、それを今は読者250,000人じゃなく、グリーンズピープルっていう読者の中でも特に面白い方が集まっているコミュニティができていると思うので、そこでグリーンズの培って来たものをやっていきたいと考えています。それはグリーンズピープルの中に閉ざされた話じゃなくて、グリーンズピープルとgreenz.jpを繋いだり、ピープルとスクールを繋いだり、そういうことをどんどんやっていきたいのが今の考えです。

Qふむふむ。僕はここにたまに来るじゃないですか。正太郎くんは、よくパソコンを動かしている。でも何をやっているのかわからない。側から見ていると。だから例えば象徴的な1日はどんな風に過ごしているのか、教えてもらえますか?

Aははは!

Q何をやっているのかがわからないから。

Aでもグリーンズピープルの仕事って結構地味なんじゃないかなぁ。

B常にね。コミュニケーションをとっているんですよ。

Aなるほどー。

Qなるほどって言ってる(笑)

Bいや常に誰かと連絡を取り合っているから、それって見えないじゃん。だけど、イベントや集いになった時にコミュニケーションをとって来た力がガッと見えて来るのが正太郎くんです。

QACおー。

Aわかりやすい!

Qどうする? これは四人の鼎談にする?

ABCははは!

A確かに、何かちょこんと出て来ていいこと言って帰っていくみたいな。でもね、すげえそうだなと思ってます。ほんとそうだと思う。

Q今のは的確だね。

B的確だよね。

Aだってずっとフェイスブックメッセージをいじってるもん。今日だけで1、2、3、4……ここまで(15時現在)で20人とやりとりしていますもん。

Qああ、そうですか。やばいね。20人との間をためて言っているわけね。

Aまあ全部グリーンズじゃないですけどね。だけどグリーンズは半分以上じゃないですかね。それで象徴的な1日ですけど、グリーンズピープルに絞ると、本当に地味な作業でいえば、会員の皆様から問い合わせがあって対応する部分はアシスタントと一緒にやっていて、あとはグリーンズピープルが増えていくことは嬉しいので、増えていくために何ができるのかは色々と考えて、今はバックナンバーキャンペーンをやっていたり、こういう企画を考えます。それに紐づいて、今週はピープルオープンナイトという集いを企画して、集客したり。こう言われると、俺1日何してるのかって不安になって来るんですけど。

Qいい棚卸しだと思って。

Aカレンダーを見返すとわかりやすい。昨日だと、ピープルの皆さんからいただいた寄付でどんな連載をやっていくのか、ということを考えるミーティングだったり、少し話は逸れちゃうかもしれないけど、グリーンズのアプリができたんですよ。実は。

QCへー。

A知り合いのスタートアップ企業のFuller社が無料で作ってくれて、ベータユーザーとして。すごいんですよ、これ。greenz.jpという、もうApp Storeに並んでいる奴で。

Qあ、ぽい。

Aそう、ぽいやつをいろんなメディアで簡単にできるっていうスタートアップをやっている会社があって、こんなのを作ってくれた方をお招きして、ユーザーフィードバック会のようなものをしたり。なので僕はグリーンズの中でもピープルを増やしたり、コミュニティにして言ったりはありつつ、greenz.jp自体のマーケティングというか。例えばこのアプリを読者の皆さんがダウロードしてくださってより読みやすくなります。読者体験が良くなるという話もあるし、モバイルアプリを入れていただくとグリーンズからのお知らせを届けやすくなる。今は役割としてはSNSとメルマガみたいなものがありますけど、確実に届くものでもないなと思っていて、こういうところでよりイベントへのきっかけを作ったり、なんならグリーンズピープルになっていただくきっかけになればとか、そういう読者の導線を企画して、これも去年末から企画して、リリースして、来月ぐらいに読者の皆様にお知らせできるというか。今日プッシュ届いてないよね?

B届いたよ。

A届いた?

Bちょっと早かったけど。10時過ぎぐらい。

A見逃したかな。あ、10時に届いてたわ。まあ、みたいな。ということですかね。あと、それこそ地道なところでいうと、バックナンバーキャンペーンに応募いただいた方にインターンと二人で本を発送したり。

Q忙しいね。

Aまあ、どうなんですかね。あとは今キャンペーンとしてやっているやつだと、出前グリーンズという、Qちゃんがイラスト描いてくれたやつで、今週末は川崎のイベントへ行ったり、来週は島根に二箇所ツアーで行ったり、来月は小樽に行ったり、グリーンズピープルの皆さんに実際お会いするという機会を積極的に作っていて、そういう機会があれば飛んでいきますよみたいなことをやっています。

Qなるほどね。間口を広げる仕事と中をつなげる仕事の両方をやっているんですね。

Aさすが、うまいまとめ。完璧ですね。

Qどういうことだよ。

Bははは。

Aでもそうですね。そうそうそう。基本的にグリーンズの中でも編集部チームはインタビュー記事を作っていくという。それはライター、エディター、編集部スタッフ。それで小野さんはその記事を使ってビジネスにしていくって領域だし、Qちゃんは読者の人にスクールに参加してもらって育てるって領域なんですけど、greenz.jp自体のグロースっていうのかなぁ、なんていうのかなぁ、より読まれやすくなったり、より検索に引っかかりやすくなったり、という面を考える人はいないので、僕は一つそこが役割だなと思って、去年はスマートニュースと連携してプログラムをやったりしました。

Qちゃんと、前職も生きているんですね。

A生きてますね。ウェブマーケティングに関して前職で学ばせてもらったので、それを実践できる場があるグリーンズはまた楽しいという。で、あんまり僕はウェブウェブしすぎると、本当にウェブしかやらなくなっちゃうんで。

Bウェブウェブ(笑)

Aウェブウェブしたいんですよ。だから基本的にその部分は全部インターンの子にお願いしている形です。

Qちなみに、正太郎くんはどんな人と仕事のやり取りをしているの? 今インターンって言ったでしょう。自分はどんな人と繋がって仕事をしているんですか。

Aグリーンズピープルのチームで行くと、アシスタントスタッフのおぐなおさんと、この一月まではインターンが2名いて、ウェブマーケティングをやってくれているモリゾノくんという子と、グリーンドリンクスジャパンの事務局をやってくれているメグロマユちゃん。メグロマユちゃんは先日卒業だったんですけどね。合計四人がグリーンズピープルチーム。この四人がグリーンズピープルのことだけやるみたいな感じでやっていて。それも去年の春からようやくその体制が整って、僕が細々とした作業に追われることなく、もう少し大きいことを考えられるようになってきているというところはありますね。この春には新しいインターンも迎えます!

Qなるほどな。ちょうど今考えている大きなことって?

Aいっぱいありますよ。

Qじゃあ列挙してください!

Aふふふ。まずピープル感謝祭をやりたい。ふふふ。

Qへー。どういうことですか?

Aだって、毎月1,000円も寄付いただいてるんですよ。感謝しなきゃ。おかげさまで今812名ぐらいなのかな。本当にこの三、四ヶ月で200人ぐらい増えたんです。

Qすごいね。三、四ヶ月の伸びが。

Aちょっと盛ったな(笑)150ぐらいです。

Qでもすごい。火がついた。

A本当そうですよ。それでピープルの方は面白い方ばかりだなと、日に日に感じているんですね。皆さんのフェイスブックへの投稿を見ていても。ピープルの人たちがちゃんと繋がる場を作りたいなと思っていて、つながれば何か生まれるなと僕は思っていて、それでこういうフェスですよね。グリーンズのスタッフが日頃の感謝を伝えるために熱くもてなすみたいな。Qちゃんが似顔絵ブースを作ってやるとか。

Q面白そう。

Aコウタさんが、DJは卒業したから、作曲するとか。

Qははは!

A僕がDJだな、そしたら。で小野さんが料理作ったり。

Qいい!食べたい。

A菜央さんがありがたいことを言う、みたいな。

B説法。

Qははは!

A説法みたいな。

Q NAO ZENね。

B NAO ZENいいな。

Aするような場は秋ぐらいにやれたらいいなと思っていることが一つと。

Q周年ぐらいのタイミングだね。

Aそれに紐づくことではあるんですけど、ピープルの人には面白い方がたくさんいて、でもgreenz.jpの紙面上には一日一、二本の記事が限界なので、もっと発信して、グリーンズピープルを広めていくしかけがほしいとずっと思っていて、このグリーンズピープルの会員サイトがあるじゃないですか。ここにブログ機能をがっつり作って、そこで編集部のリソースも限られているので、ピープルがピープルを取材して、勝手にどんどんアップして行く。ピープル図鑑(仮)。ピープルにはこんなに面白い人がいますよ、と言うことをピープルが相互に書いていって、それをグリーンズがいろんなアカウントで拡散していくようなことを、僕は部活的にできればいいなと思っていて、その書き手に回るような人はピープルを取材することで描く練習ができたり、そこに編集部からたまに校正やアドバイスがあったら素晴らしいなとか。そう言う場にしていくと、グリーンズピープルには面白い人がたくさんいるし、自分も仲間に入って見たいなと、もうちょっと思ってもらえると思うんですよ。今グリーンズピープルって会員制度みたいな認識が多いと思うんですけど、本当に欲しい未来の作り手が集まっているコミュニティだって、もうちょっとでそういう感じが出てくると思うんですけど、そういうところをちゃんと世の中に伝えていけるようなものにしたいと思っていて、あとはブログを通じてグリーンズピープルの活動がもっとgreenz.jpの読者に伝わったり、ピープルの友人・知人にも「あいつ、何やってるんだろう?」みたいな人がたくさんいると思うんですよ。あんまり一般的じゃない、人よりDIYして古民家改装するみたいな、あいつ何やってんだみたいな部分があると思うんです、僕もその一人だと思いますし、それをブログを通じて誰かが取材して、こんなことをやっているんですよとわかりやすく伝えて、ピープルの活動をよりやりやすくなったり、新しい仲間が見つかったり、それをピープル図鑑(仮)という実験的なブログでやりたいなと思っています。それをすごくやりたくて、今仕込んでいる段階です。

Qなるほどー。

Aあとはもうちょっと大きい話でいうと、今はピープルの皆さんからいただいている寄付は基本的に全部greenz.jpの原稿料や取材費、運営費に活用させていただいているんですけど、それをメディアの運営費だけじゃなく、グリーンズピープルの方々の活動サポートにも当てられたら素晴らしいなと思っていて。例えば、グリーンズピープルだったらスクールの授業料が半額とか。それは他の皆さんの寄付から補填するみたいなものだったり、あとこれはもう始まる予定ですけど、ピープルの寄付を原資にして、ピープルを一人ずつちゃんと取材していく「ピープルの狼煙」という企画で、狼煙を上げ始めたピープルを、それこそ池田美砂子さんと一緒にやるんですけど、がっつり取材して、仲間を募るために記事を公開するみたいな、そういうのもグリーンズピープルの記事で運営されたりとか。あとはもっと大きくなっていけば、グリーンズピープルの寄付を活動費としてGIVEするというか。ベーシックインカム? 違うな。グリーンズピープルの中でも特に一押しというか、この分野をグリーンズは応援したいなという領域で活動しているピープルの方に、例えば年間で10万円支援するとか。greenz.jpの運営のためにピープルの皆さんのお金が使われるんじゃなくて、ピープルの皆さんのためにピープルのお金が使われるっていう、保険? 相互扶助? みたいなしくみができるといいなと思っていて。年末にグリーンズの法人合宿があって、greenz.jpじゃなく、NPOグリーンズとして何をやっていくのかって話をした時に、改めて「ほしい未来はつくろう」っていい言葉だよねって話して、その上でやるべきことってほしい未来の作り手を育てたり増やしていくことがグリーンズのやるべきことだよねってことはみんな合点がいったことで、シンプルな言葉ですけど、じゃあ、ほしい未来を作りたい人はどこにいるのかってピープルにたくさんいるし、ピープルの皆さんの活動をやっぱり支援していく。みんながスターになる必要はないですけど、でもピープルからスター級のプロジェクトができて、この地域がめちゃくちゃ面白くなったりしたら面白いですし、メジャー級だけじゃなく草野球のリーグがいっぱい増えていくみたいなのもいいと思っていて、そういう風にしていく。この一年だけじゃなくて、向こう三年ぐらいの野望としていただいています。

Qやっぱり聞かないとわからないもんですねー。

Aこれ、だからいい取材です。ふふふ。

Qよかったねー。繋ぐって言われるだけだと内側をどうこうやるのかなって思っていたけど、正太郎くんが繋ぎたいのはピープルを中心に近しい友達や興味が共通する誰か、もっと言えば社会までレンジがあるってことなんですね。それは言われなきゃわからないことですね。

Aなんか身内のワイワイ仲良しクラブみたいになっちゃう。

Qそっかそっか。だから「広げていくこと=つなげること」ってリンクしているわけですね。これは聞かなきゃわからなかった。ちなみにそんな風にグリーンズピープルのことを見るのは、前段でグリーンズってこういう場所だと思うんですよって言ってたんだけど、改めて繰り返す部分も含めて、どんな風にグリーンズのことを考えているから、こういうことだと思うってのがあると思うんです。正太郎くん自身がグリーンズのことをこう思っているから、こう育てたいって話で、こう育てたいの方を今聞いていったから、こう見ているっていう背景の話をもう少し聞きたくて。

Aそうか。

Qというのは、俺はライター以外もやっているでしょう。

Aファシリテーターとか。

Qそうそう。だからグリーンズはgreenz.jpマガジンだけじゃないって知ってる。スクールを卒業すると、ファシリテーターやゲスト講師との関係性にもよるけれど、その先に三、四年って長い付き合いになることが全然ざらにあるのがグリーンズなんだけど、それが表にあまり出ていないから、見ている側からすると、「グリーンズ=greenz.jp」って印象があると思うんですね。そういうわからない人に対して、正太郎くんが実はグリーンズってこういうものだよってちょっと教えてほしいと思って。

Aなるほど。グリーンズって、なんだろう。参加すると、人生が楽しくなる、集いの場(笑)

Qははは!いいねー。そうなんだよねー。

A宗教チックですが(笑)僕の原体験としてあるのは、僕は大学四年の時にライターインターンの0期って言われている実験台として採用されたんですよ。当時、モリジュンヤさんが編集部にいたんですけど。全然それまでgreen drinksとか参加したことがなくって、ブログでそれっぽいことを書いていたら声かけてもらって書き始めたっていうのがきっかけで、初めてその時にモリジュンヤさんに会って。

Qそれは千駄ヶ谷?

Aいや僕は白山時代の時に初めてオフィスに行きました。それで書き手としてグリーンズに関わらせてもらうことになって、それきっかけで、green drinks Tokyoにも初めて足を運び、僕が大学四年生で、その時は内定はもらっていたんですけど、基本的には大学の中だけで活動しているような子で、インターン先にも行ってはいましたけど、幅広い人と出会う場は経験したことがなくって、green drinks Tokyoが芝浦ハウスで開催された時に行って、何か、変な人がいっぱいいるなって。

Qうん。

Aなんていうんですかね。フリーのデザイナーもいっぱいいるし、会社員でスーツ着てる人もいるし、グリーンズに関わっているスタッフもたくさんいたり、もちろん僕みたいな大学生もいて、みんなそれぞれにポジティブなパッションというか、マインドがあって、それはただピースみたいな感じじゃなくて、社会課題はあれど、それを楽しく解決していくのって愉快だねみたいな人たちがたくさん集まっていて、しかも年齢とか職業関係なく集っている場にやっぱり僕は衝撃を受けたんですよね。

Qうんうん。

Aその当時ね、green drinksには暮らしかた冒険家のサイコさんも普通に参加していたりして、あんな人もこんな人もいるんだみたいなもので、これはグリーンズの社会的な価値だなって未だに思っていて。それはもちろんきっかけはグリーンズの記事を読んで興味を持ってとか、たまたまイベントを見つけてとかだと思うんですけど、そこで何か自分がこういう友達たくさんいたらいいなとか、こういう仲間がいたらいいなとか、こういう人と仕事をしたり暮らしたりしたいなという人が集う場所だったんですね。

Qえっと、どういう人?

Aなんていうんですかね……。ポジティブだってことと、自分だけじゃなくて社会のこともリンクさせて考えられて、なおかつ大なり小なりアクションをとっている人、要は誰かのせいにしない人というか。当時はほしい未来をつくるって言葉もなかったですけど、そういうアクションをしている人がいるってことと、そういう人が集まっている場がグリーンズなんだよっていうことは未だに覚えている体験で、それは体験してからいつかグリーンズで働きたいなと思っていた自分がいて。

Bふーん。

AよくYoshさんが引き合いに出してくれるんですけど、僕が大学の時の卒業旅行で友達五人と車で伊香保温泉に行ったんですけど、伊香保温泉でみんなでビデオメッセージを撮ろうみたいな。

Qタイムカプセルみたいな。

Aそうですね。22、23歳の時に32、33歳の自分にビデオメッセージみたいなやつ。その時に僕は10年後の自分に「多分お前はグリーンズで働いているだろうな」って言っていて。

Qへー、おもろ。

B面白いねー申し子や。

Aその時ってグリーンズは新卒採用していないし、中途だってあんまりとってないし。でも何かグリーンズで働きたいなってその時から思っていて、まあ新卒で入る会社は決まっているんですけど、すぐには入れなくても、30歳ぐらいで働けていたら僕嬉しいなみたいなことを、大学の頃から思っていて。でも気づいたら社会人三年目でそれが実現されてしまったって言うありがたさなんですけど。って言うのはエピソードとして盛り込んで欲しい(笑)

QCははは!

Aそのビデオメッセージは有名な公園に埋めているんですよ。梅かたとしては、使わなくなったiPhone 3GSでビデオを撮って、それを埋めて。

Qいいねー。急にロマンチックな感じですねー。

Aこれぜひ。初出しなネタなんですけど。とにかくグリーンズに関わった期間でいうと、本当に大学四年の夏ぐらいからですね。学生時代に関わって、卒業してからもちょこちょこ書いていましたけど、基本的に9ヶ月ぐらいのグリーンズとの関わりで、そんなにコクはなかったんですけど、ピンとくるものがあって、そう言う場所で僕も働いて仲間を作りたいなとか、暮らしと働きかたと社会がうまくリンクしているようなものをなんとなく感じ取っていて、それを大学卒業前からなんとなく思っていて。それでグリーンズピープルの担当が全然いないってことで、必要だよねってところで小野さんに声をかけてもらって入ったんですよね。

Q3年前ぐらいだっけ?

A2年前ぐらいですね。社会人五年目が終わる頃だったので。いいかな、話逸れちゃったけど。

Q全然。補足すると、就職活動自体も、正太郎くんはインターンで「俺の実力を見てくれ」って言って入ったんだよね。

Aそうです。よく読んでる。

Qそうそう。就職活動で面接を受けてみたいな感じじゃなくて、インターンを2ヶ月ぐらいやるから、それで使えると思ったら入れて欲しいって言って、一社で合格だもんね。

Aそうです。よくご存知で。

Qだからアクションはとるタイプなんだなと思っていたわけですよ。割と積極的。

Aだから一社目もソーシャルメディアを学ぶ場所として、ピンポイントな場で、特にトライバルメディアハウスは先進的なことをやっていて、もちろん新卒採用はしていなくて、どうしたらいいのかと言うことは。イケダハヤトさんがトライバルにいたんですよ。グリーンズでもライターをやっていた時期だったんですけど。それでハヤトさんにインターンを2ヶ月ぐらいやって、内定をもらえば? ってアドバイスをもらって。ハヤトさんの口聞はありましたけど、正面玄関からインターンさせてくださいって言うのは緊張しました。2ヶ月やらせてもらって、まあそこそこ使えるやつだなと思ってもらえて、大学三年の三月ぐらいには内定もらっていて、もう就活おしまいみたいな。

Q周りは就職活動をする人たちだったでしょう。その中で自分で選んで、しかも22とか23とか、それぐらい若い頃の自分を振り返ると、それってパワーが結構いることだから、そのインタビューで言っていることを見て、ちょっと見直したんですよね。それであと、ブラインドサッカー協会があるから、社会についての興味関心はその頃からあるんだなって思っていんたんですけど、ここが聞きたい!

Aうん。

Qポジティブっていうのは、本人自身どうでしたか? さっきポジティブで、社会的なことを考えていて、アクションできる人たちが集っているこのグリーンズの場に惹かれたって言っていたんだけど、ポジティブさは自分自身どうたった?

A僕がポジティブだったかっていうことですか。基本、ポジティブボーイで育ちましたけど、何かを深刻に考えることがあんまり好きじゃないタイプ。考えるよりも動きたいタイプ。お、シンジロー。よ!寒い?

(近所の子供がドアを開けて参上)

A換気しに来てくれるんですよ、よく。

Cへー。

Aふふふ。勝手に開けているだけですよ。

Cご近所なんですか?あ!それでいっちゃうんだ!

Aそうそう。ポジティブ……でも、大学二年か三年に上がるときに留年しているんですよ。科学Bっていう必修の時間割を間違えて受けられなくて、そこからひねくれた性格になって、ブラインドサッカーでインターンを始めたときには、すげえムカつくやつだったんですよ。何の実績もなければ、何のアクションをしたこともないのに、ソーシャルビジネスブームに乗っかって、フローレンス駒崎さんの本を読んだり、かものはしとか、知った風になって、なんか自分もできるみたいな根拠のないプライド×俺慶応みたいな。それが留年したことですごい自分に自信がなくなったんですね。根拠のない自信が露呈したというか。その中でも大きく見せなきゃいけないとか、自分をでっかく見せなきゃいけないみたいな感じで、ブラインドサッカーのインターンを始めたときにすげえ鼻につくやつだったんですよ。調子こいてて、口ばっかりで、何かに文句言うみたいなそう言うやつで。シェアオフィスみたいなところに事務所があったんですけど、あるデザイナーの方から「お前を見ているだけでムカつく」って言われたんですよ。

Qあ、でもいい経験だね。

Aもう胸ぐら掴まれて、オフィスを出されて。そのきっかけは、僕よりも先にインターンを始めていた、同い年の子がいたんですけど、インターンの先輩なのに馴れ馴れしい感じでやっていて、それが鼻につくわけですね。それはそうだなと思うし、でも調子をこいていて、2回ぐらい締め出しをくらい、さすがに反省をして。

Qははは。学んだ?

Aうん。やっぱり謙虚は大事だなと。学ばせてもらう立場だと言うことをよくわかっていなくて、謙虚に学ぶって言うのをできていなかったのを何とか努力してできるようになって言ったって言う。ポジティブの話と外れるかもしれないんですけど、それまでの僕はエセポジティブみたいな。よくわからねえな。

Qなんとなくわかるよね。

Bうん。

Qエセポジティブとそうじゃないって言うのは。

Bうん。

Qこれを言葉にしないと、たぶんいけないんだろうけどね。

B正太郎くんからは憂いを感じる時があるよね。

Q憂いを感じる。またなんか出てきたよ。

A前も言っていたけど、その真意を聞いていない。

Qどう言うことですか? これ1時間30分まで延長しましょう。今45分だから。

Aはいはい。

B引っ越しが多いって話があったじゃないですか。

Qありました。転校をよくするって。

Bそうそう。その都度、キャラ設定を自分で無意識のうちにしないといけないんじゃないかなって。

Qうん。

Bそれが結構出てるなって。私大学で働いていたからわかるんですよ。でもそれは悪いことでもなくて、周りをちゃんと見ている証拠だなと思って見ている。と言って、また戻る。

Aすげえ空気を読めてるとは思う。

Q見えてるってことは視野が広いってことだよね。

Bそうそう。何かすごい逆に。

Q自分に自分でちゃんとスポットライトを当てられていると言うか。

Bだからコミュニティをちゃんと見れるんじゃないですか。

Aうんうん。

Q僕はそんなに身近にいないからあれだけど、ここのとこでまた変わっていっていると思いますけど。大人の男性になっているというか。

Aそんな風に見られていたとは(笑)

Bうん(笑)

Qさらに磨きがかかったような。

Aそれはやっぱ失恋じゃないですかね。

Qそこなんだ(笑)それを引っ張ろうとは思わなかった。

Aまあまあ失恋は冗談で。

Q1時間半も聞けば、切るところはたくさなるので、失恋の話もちょっとだけいただきましょうか。

Aこの1年で言うところでいうと、失恋も関係なくもないけど、でもグリーンズで働くっていうことは、改めて、今の五人のフルタイムスタッフみたいなところでいうと、何の楽器を演奏するやつなんだみたいな。バンドみたいにグリーンズのことを思っていて。菜央さん、小野さんを見ていても、自分の関心と仕事と暮らしが全部一致みたいな感じじゃないですか。彼らは彼らでちゃんと軸足があるわけじゃないですか。例えば菜央さんは今完全にパーマカルチャーだし、小野さんだと商い。事業づくり。そのなんか、僕の中心って何なのかずっと模索してきた二年だったんですよ。最初僕は軸足があって入ってきて、ウェブに強いみたいな、ウェブマーケティングに強いというか、単なるスキルベースの話でしかなくて、それだけだとグリーンズで何かのサイクルが回っていない感じがしていたんですね。それがようやく今から一年前ぐらいにピンときはじめて、グリーンズピープルの皆さんと会う中で、みなさんをつなげていきたいとか、コミュニティにしていきたいとか、内なるモチベーションが生まれていて、これは何だろうって考えてきて、さっきの転校の話になるんですけど、小学校に四ついって、中高も別の場所で、コミュニティにぶち込まれる体験はほぼトラウマなんですけど、自分でコミュニティを作るっていうことに無償のパワーを発揮できる人間なんだなっていうのは腹落ちして。そのコミュニティを作っていくことに関して、誰にもエネルギーは負けないなと思って、そこをグリーンズで実現していくことがすごいグリーンズピープルとシンクロしたわけですよ、僕の中では。ただコミュニティを広げるだけじゃなくて、ただ友達を増やすだけじゃなくて、グリーンズピープルが繋がることでより社会や地域が良くなる兆しがつくれる実感があるので、そこをしっかりやっていきたいし、それ自体が僕の楽しみでもあるし、僕自身も友達が増えて、グリーンズに居場所があるみたいになると思っていて。そこが腹落ちしたのがこの半年一年ぐらいだったんですよ。それがわかってから、すごいスッキリして、躍動感が出てきたんだと思うんですよ。去年のゴールデンウェーク以降は事業部から編集部に移って、のびのびやらせてもらえる期間にもなって、その中でだんだん色々と兆しが見えてきたんですね。そういうところがようやく僕の中でもグリーンズの仕事では形にできるようになってきたし、あとは武蔵小山の取り組みもコミュニティづくりだし、自分のテーマというか、強みが、過去の体験とはまった感じがして、そこにアクセルを踏み込もうというのが、2017年の僕みたいな。

Qなんか、いいっすね。多くの人に当てはまる。というのは、モデルケースになりそうだなと思って。正太郎くんは俯瞰できるから、その座組の自分はどこに立つのか、そこにいる人が何を軸足にしているのか、見てちゃうじゃん。

Aうんうん。

Qそういう環境が捉えられて、その中で自分はどうしていけばいいのか悩む。悩む中で環境から自分の内側の方にフォーカスしていって、原体験にたどり着いた結果、今はそこからまた環境の方に広げていっているところに来ているのがわかって。それは多くの人がたどる部分でもあるじゃないですか。

Aまあ、そうですよねー。

Bだよね。

Q研修して、三年ぐらい働いて、慣れて来たときに、私はこれでいいのかしらと思い、悩むけれど、その典型的な答えというか、扉を開いた感じがして。

Aだから、なんていうんですかね。それですごい僕もスッキリ働けるようになって、社会人になって、五年目ぐらいで、どうしようか、どの企業で働こうかみたいな話になりがちなんですけど、自分の眼の前でやっている業務というか、カスタマーサポートなのか、営業なのか、それと自分が勝手に体が動くこととがシンクロする方が多分大事なんだなというか。それがガチッとハマっていれば、楽しく働ける要素は増えてくるだろうな。それがもっと。でも一方で社会に良くないものを売るのでは居心地は悪いし、でも大抵の企業は良いことをやっているので、そこがハマるのは大事なのかなというのは一年ぐらいで気付けたことというか。

Q頑張ったんですね。

A……苦しみましたね(笑)

Qいや粘り腰が必要ですよね。転職を考えるときも、環境を変えちゃえばどうにかなるかもしれないという発想があるでしょう。だけど我慢したでしょう。でもその答えは周りは割と教えてくれない。というのは自分でわからないと腹落ちしない。

Aま、でもすごい正論になっちゃう話だなと思いつつ。グリーンズは何かピンと来たら、自分で作れる環境に入られていることはすごいありがたいことだなとおもっていて。がんじがらめのところで働いていたら、気づいていてもどうしようもない環境にいる人もいると思うので、みんながみんなその環境で石の上にも三年じゃなくて、環境を変えるのもアリだと思うし、でも大事なことはそういうことなのかなと。

Qなるほどですね。

A図らずもいい話。

B図らずもいい話(笑)

Qあとコミュニティエディターさんにとっての「正論になっちゃう」っていうところを気にするっていうところは、重要なんじゃないかなって思ったんですけど。

Bそうだねー。わかる、わかる。

Qそれ、なんで思ったんだろう?

Aへー。なんだろうなー。だって、みんなに当てはまらない。

Qゆっくりでいいよ。俺はそこに優しさを感じたけどね。

Aいや、だって、あれじゃん。それをあの電通の子に求められるのかとか、僕なんかは超恵まれていると思うんですよ、グリーンズで働けて。普通に給料をもらえて、楽しく働けて。「ユートピアにいるお前がいうんじゃないよ」という声がすぐ聞こえて来そうな気がしていて、なんていうんですかね。グリーンズのキラキラってときには正論の暴力になるというか。こうあるべきみたいな。これが正しい生き方、暮らしかたですみたいな。でもなんかね、それができないから悩んでるんだよみたいな人が多いわけで、そこは気をつけることなんじゃないかなと僕は思っているわけです。それは先週、小樽のグリーンズピープルのフクオさんという方とお茶する機会があって、その方に呼んでもらうので、企画するためのお茶だったんですけど。

Qフクオさんが東京にいらしてた。

Aそう。そのフクオさんは普通に働いている中でグリーンズのメディアを知り、紹介されているプロジェクトってもう完成された美しいものばかりで、でも自分は小樽で仲間もいず、何かこれから取り組みを始めようってときに、あまりにもキラキラしたものを見て。「読むぶんには楽しいんですけど、枕を濡らしていた時期があります」みたいな話をいただいて。確かにそうですよね、みたいな。そういうことができない状況でグリーンズの記事を読むと、キラキラ暴力みたいな。

Qうん。

Aそれはグリーンズが自覚的になるべき部分だなと思っていて、ある意味、そういう部分しか取り上げないから排除している人がいるだろうなとか、考えちゃうんですよ。それは僕がずっと転校していく中で、溶け込む為に自分が努力したり、みんなの顔色を伺いながら、上手く仲良くなる、敵を作らないってことが僕には大事だったんですね。いきなり転校生が誰かクラスメイトと喧嘩したら、はみ子ですよ。

Bハミゴ(笑)

Aそういうのをしない為に、ずっと思考訓練がなされて来ていて、だから僕は誰かを敵にしたり、嫌われたりするのが、嫌なんですね。

Bすごいね。全然違うね、みんな(笑)

Aそうそう。例えばオンラインで誰かを中傷するようなことを言ったりするのは。たまに言っちゃったりもしますけど。そういうことがあって、自分の発言が相手にどう思われるのか、気にするようなタイプ。だからさっきの話、自分の業務とモチベーションが一致すればいいみたいな話は、記事になっても「できねえから困ってるんだよ」みたいな声が浮かんで、だからすぐに「正論なんですけどね……」みたいな話を盛り込んだというのが経緯です。

Qいいですね。

Aすごい。質問力、すごいな。

Qウエクサさん、何かあります?

Aなんでも。

Qこの際、「バーカ!」でもいい。

A「すみません」っていうしかないです(笑)

Cあのピープルになって、まだそんなに経ってないんですけど、窓口もそうですし、バックナンバーをいただいた時も正太郎さん直筆の「いつも有難うございます」っていただいたりしていて、そういうバックグラウンドがあるんだなって。ぱっと見、ご自身でもエグザイル系のっておっしゃっていますけど。

Aははは!

Cでも結構なんていうか真っ直ぐな。

A図らずもギラギラ系になっちゃうんですよね。

Q写り方がね。

Aでもありがとうございます。

Qそっか。

A意外としっかりしている。そうですね。子供の頃から「しょうちゃんはしっかりしてるね」って、それがプレッシャーでしたよ。

Bそうなの?

Aだからずっと優等生キャラでしたよ、僕は。

Q実際に優等生だけどね。

A優等生だと思いますよ、ええ(笑)

Bははは。

Aいやでも、言えないこともありますよ。

Qふはは、なんだそれ。

Aははは。

Qでも大事じゃない。はたから見ていて、寄付会員になる人ってなんでなっているんだろうっていう素朴な疑問もあるじゃないですか。グリーンズが好きだからってあるけれど、月1,000円もね。

Aほんとですよ。何きっかけなんですか?

C今の自分にも繋がるんですけど、2012年ぐらいから、前の前の職場でつるんでいた友達から『ソーシャルデザイン』って本をいただいたんですよ。「ウエクサくんがやりたいことって、こういうことじゃない?」ってそこから知って。

QABへー。

C断続的ですけど、ずっとgreenz.jpを読んでいて、こんなことをやっている人がいるってワクワクしながら見ていたんですけど、4年ぐらい社会人、会社員をやっていて、さっきのキラキラ系ってイメージだったんですよね。ずっと見ていて、似たようなことをやろうとしていたんですけど、なかなかできなくて。それで、結構僕の中では、率直にファンだったんですよ、自分が。去年末にこのままだとそっち系に行けないなと思って、仕事辞めちゃったんです。

Qまじか。

A振り切りましたね。

C振り切っちゃったんですよ。ある程度、見込みがあったので。仕事をやめようと決心してから、ピープルに。

Aあら、不安定になる状況で。

C仕事をやっておけばよかったんです(笑)

Aすごい嬉しい。

Cだから、自分のためにピープルって感じですね。

A嬉しくて。なんか一般的な寄付って途上国開発のために、先進国から寄付みたいな。子供の教育にとか。なんていうんですかね。誰かを支えたり、応援したり、サポートするという、それも尊い使い方ですけど、グリーンズピープルは自分の学びのためというか、何か新しい気づきやヒント、仲間を得るためにピープルになってくださる方がいて、寄付ってひとくくりにしても全然違うというか、そこがすごい特殊だなって改めて思うのと、そこはグリーンズとして健全というか。最近は「ファンクラブにしたくない」ってテーマなんですけど、キラキラグリーンズのファンになって、お布施的に寄付みたいな、それはそれで全然ありがたい話ではあるんですけど、作り手を増やしたい、育てたいというか、ということを考えると、ファンになるっていうのは、単なるテレビを見ている視聴者になっちゃうというか「自分はできないけどね」みたいな、グリーンズは当事者になって欲しいっていうのが昔から一貫していることだと思うので。カリスマとファンみたいなものには絶対にしたくないからこそ、参加したり。グリーンズのスタッフもみんなピープルな訳ですよ。みんな月に1,000円払って、同じピープルなんですよっていうフラットな関係を意識しているんですけど、メディアだけ見ているとそうなっていないのが今のグリーンズの難しさかなっていうのがまさに、おしゃっていることかなと思います。

Qステージとフロアに分かれるんじゃなくて、全体でフェスみたいな。

Aそうそう。

Qバーニングマンと一緒かなぁ。

Aあ!そうですね、行ったことないけど(笑)

Q俺もないけど(笑)

Aみんなでつくるフェスみたいな。

Q一応、バンドメタファーに乗っけてみたんですけど。

Aそうですねー。だから変な話、菜央さんってカリスマだと思うんですよ。あんな変な人っていないじゃないですか。

Qま、変な人ですよ。

A40代でトレーラーハウスに住んで、パーマカルチャー道場して、結構イカれてるじゃないですか。だから菜央さんはカリスマになろうと思えば、いくらでもなれる人ですけど、やっぱり自分はそうなりたくないっていう菜央さんの哲学があって。

Qうん。

Aそれって、菜央さんが最近よくいうのは、100人集まる講演会で壇上からパーマカルチャーの話をしても、なんか石を投げても音しないみたいな状況に違和感を感じているみたいで、それをもうやらないみたいな。その手法として、彼は道場という自ら関わっていく、もっと手触りのある場をやっていきたいっていうのがあれだし、僕はすごい賛同するというか。ありがたい話だけを伝えて、信者にしたいわけじゃないみたいな。すごい正しいなと思うし。

Q面白いね。正太郎くんは初めて、ポジティブ×ソーシャル×アクションの人たちが集まるdrinksに行ったんだよね。

Aそうです。

Qそういうものに当時はこんな人たちがいるんだって思った衝撃だったんだけど、ピープルに携わった今は、みんなもなれる、特別っていうことではないんだよって思っているのかなと聞いておりました。

Aそうなんですよ。別にみんながマイプロジェクトをやらなくてもいいと思うんですよ。何かのイベントに参加したり、日常の買い物を変えたり、それでほしい未来の作り手だなと思っていて、それでいいんですよって言いたいですね。みんなが目的的なプロジェクトをやりがち。僕もそうですけど(笑)

Qうん、そうなの?

Aそうですよ。僕なんかマイプロジェクトのデパートだと思ってますから。

Q総合商社なんだ。

Aすぐやりたがるんですよね。企画にして。そんなのがありつつ。でも別にそうじゃなくていいし。僕がいうと説得力がないかもしれないですけど。

Bははは。

Aでも何かそういう風にしていきたいんですよね、もっと。

Qでもある種、キャッチーなカタチにすることって大事なことだって思う。

Aうん、ほんとそうなんですよね。

Qやらなくていいじゃんって思って、やらずに終わる人もいるけど、キャッチーにするから入ってくれる人がいるんだったら、とかね。両方大事だよね。

Aそうなんですよ。実体がないとまずいけないとは思うんですけど、そこをどういう風にメッセージを伝えるかというか、色々試行錯誤しないといけないんですよ。

Q正太郎くんは賢いですね。聞いていくと。

A賢いですね。

Bふふふ。

Qあとは寄付のあり方を少し聞きたいなと思って。

B賢いですねって(笑)

Qさっき一般的な寄付と、ピープルの寄付はちょっとニュアンス違うよっていうのは、僕のネガティブ変換を入れると、一般的な寄付は支援しているけどどこか施しというか、お金を払うことによって距離を保つというか、そういう実体があるというかね。お金を払って命が助かる。とってもいいこと。だけどあえてうがった言い方をして見ています。でもピープルの寄付というのは、体ごと払うというか(笑)

A(笑)

Q払うから、始めようみたいな、ことなのかな。そう思ったんですけど、寄付ってこと自体はどう思っています?

A寄付、だから、寄付って表現じゃないのかもしれないですよね。一応、NPO法人で寄付という活動に100%活用できるお金をいただくっていう、しくみとしての寄付だと思うんですけど、世間一般の寄付とグリーンズ会員としての寄付っていうのは、そういう意味では全然違うニュアンスですよね。なんていうんですかね。寄付じゃなくて、参加費っていうのは違う。参加費っていうのは払わないと参加できないってそういう話になるので。

Qうんうん。

Aちょっといい表現が見当たらなくて、なんて言ったらいいんですかね。

Qでもあれじゃない。去年までの活動だと寄付感があるけど、さっき言っていた、ピープルで今年やっていくことの話を聞いていると、ちゃんと寄付がピープル内で支え合えるような使われ方をしていくって話があったけど、それを行なっていく過程で腹落ちする言葉が見えてくるかもしれないね。

Aなんですかね。途上国支援の寄付はすごくいいし、でもグリーンズピープルに入るための寄付っていうのは、月1,000円を払っていただいていて、そのぶんの学びやきっかけやチャレンジを後押しするような対価を得て欲しいというのが僕の感覚で。いただいておしまいじゃなくて、1,000円払ったらこれだけグリーンズに関われて、これだけきっかけをもらえて、1,000円なんて安いもんだって言ってもらえるようなしくみを作っていきたいっていうのが今すごい思っていることです。それはなんていうお金の使い方なんですかね。

Q難しいよね、お金を使う呼び名って。

Aでも改めて、宗教っぽいですね。

Bうん。

Q GIVE GIVEだもんね。ピープルに対して、GIVE、正太郎くんもピープルの方々もGIVE。お金を払っていると普通はTAKEになっちゃうんだけど、そうじゃない状態に。

Aそう。GIVEとGIVE。

Qあの命令しないでなっていってほしいわけじゃん。

Aそうです、そうです。だから、なんていうんですか。うーん。GIVEが自然と生まれるような、一つ。

CなんかPOOLみたいな。

Aプール、いい表現ですね。

Qいいねーー。

Aそうですねー。1,000円で、お金のプールというのもあるかもしれないし、みんなのスキルやリソースがプールされていて、そういうプールをみんなで作っていくっていう。

Cさっき関係性で、信者と教祖じゃないけど、上下関係を作らないでフラットにしたいっておっしゃっていたじゃないですか。そのプールい寄付していただくっていうのは、上下関係とは違うなって思います。フラットな何か。

Aみんなでプールを作りましょう。しっくりきますねー。いや、なんかあるんですよ。Qちゃんにはこの間話したけど、マイネオって格安SIMがあるんですけど、僕はユーザーで信者なんですけど、機能として普通に面白いのは、例えばあらちゃんがマイネオだとします、月末にパケット足りないってなった時に僕のパケットが余っていたら1Gプレゼントできる。

Cへー。

A100M単位でプレゼントコードを発行すれば、いつでもシェアできるんですよ。というのが前段としてありつつ、マイネオはそれを全ユーザーでもやっていて。

Qなるほど。マーケットみたいになっているってこと?

Aそうそう。感動したんですよ、最近。マイネオのフリータンクってやつがあって、これは全ユーザーから余っているパケットが集まっているんですよ。
 

Bこれは完全に回し者になってるな。

A今2T弱ある。これは本当に困った人がここから1ヶ月以内に1Gまで引き出せるんです。無料なんですよ。これがドコモなら1,200円ぐらいかかってる。それが誰かからのGIVEで成り立っていてっていう、これはプールっていう表現とまさにそうだなと思って。

Q絵もね。

Aタンクって話なんですけど。マイネオが面白いのは、最近ユーザーが増加して、モラルのないユーザーも来て。

Bあら。

Aこれって哲学じゃないですか。わからないまま、ただで1G引き出せるんだぜって感じで、最近、急激に貯蔵率が下がっていて、事務局が警鐘を鳴らしているみたいな。だけどそれもマイネオがフリータンクって機能をうたい文句としてユーザーを獲得しちゃったみたいで、勘違いして使っちゃう人。っていうのがあって。だけど、こういう世界観はグリーンズピープルでも実現できれば最高だなと思って。これがパケットだとわかりやすいんですけど、人間だとね。

Q確かに。どういう風にってなるよね。

Aでもプールって確かにいい表現ですね。

Q泳いだり、横で休んだりできますからね。

A調理してもいいしね。プールだと飲み物しかないけど。

Qそういうものを見ながら考えていたりもするんですね。出がウェブだから、そういうところもあるんだ。

Aこの取材いいですね。

Qよかった?

A僕が伝えたいことをいっぱい喋れている気がする。それをカットして。

Qあー、まとめるのが大変だね。

Aいやつまらないところはカットして全然OKで。

Qあの黙って聞いているけど、心で相槌打っているところが文字になって出ていると思います。

Aもちろん、もちろん。言いよどんでいるところもたくさんあったので、だけどなんとなく大枠で伝えたいことが言えている。

Qえっと、ピープルで挑戦したいことは間に入っているから、最後に聞かなくてもいいかなと思っているんですけど、もうちょい大上段の、グリーンズのことをここまで喋った植原正太郎という男は、この先、グリーンズで何をどうしていきたいのかというか。

Bなんか男子っぽいね。

Qでも「眼差し」ってお題があるから、眼差しを聞かないと。今の自分を見て、過去の自分も見て、近距離の未来も語ってくれたでしょう。

Bうん。

Qでも眼差しってもっと水平線の向こうを見るようなイメージがあるので、長距離のこともせっかくだから、これだけ喋った今だからというのもあるだろうし。

Aそれは……やっぱり物事が始まったり、何かが生まれたり、例えば地域が良くなったり、ひいては社会が良くなったりって、どんな状況でも人と人との繋がりが起点だなっていうのが僕の哲学で、この人はこういうリソースを持っていて、この人はこういうアイデアを持っていて、それらが繋がったから何かが生まれたみたいなことが全てだという気がしていて、そういうのを意図的にファシリテーションして繋げてじゃなく、自然とうじゃうじゃ生まれていく村みたいなものを作れる人に僕はなりたいというのが一つで、武蔵小山でやっていることはそれが武蔵小山でそういう状況ができたらいいなと思っていてやっているのと、グリーンズでやっているのは全国にピープルの方がいるし多種多様な方がいるからより大きなことができる、けどそのぶん時間はかかる。そういう人との繋がりが自然にできて、かつ自然に何かが生まれていくみたいな。一人が社会を変えていくんじゃなくて、グリーンズというコミュニティで社会が変わっていく、ムーブメントじゃないですけど、何かグリーンズピープル発でこんなことが生まれて、この地域、めっちゃ良くなったよみたいな、そういうものを生み出せたら最高にかっこいいなと思っていて、それをやりたい。

Qうん、うん。いいですね。バンドメタファーをまた引きずりますが。

Aどうぞ。

Qピープル楽団にいろんなミュージシャンがいるとしたら、あっちで何かあるらしいぞって声があがったら、一緒にセッションする仲間が出てきて、演奏するみたいなこと。

Aああ、分かりやすい。それです。

Q多分そうだよね。

Aそれ誰ですか。音楽業界でいうと。

Qふふふ。誰だろうねー。

Aつんく。

Bははは。

Qでも小田和正じゃない?

A小田和正?

Qクリスマスにいつも演奏会やっていて、スキマスイッチとかとバンド組んでいて。

Bあー、はいはいはい、やってた。

Qスターダストレビューとか。

Bウィンズとかとやってた。

Q手紙を送って、やるらしい。宇多田ヒカルが去年出てて、13年ぐらいかかったって。

Aほー。

Bクリスマスの約束ね。

Qあれは似てるかも。フェスになるバンドになったり。

A小田和正がいわゆるフックアップして。

Qそうそう。こんな時代だから、音楽をちゃんとやろうみたいな感じで。半年ぐらい時間かけて毎回やってるみたいよ。音楽で言ったらね。社会性とかは抜きにしているかもしれないけど。

Bやってたやってた。社会性か。

Aだから、管理をしない、コミュニティ管理人みたいな。管理人っていう表現じゃない。そういうのってなんていうんですか?

Qいまのところエディターなんでしょう?

Aそうですねー。

Q何か思いついているかも。

Cいやぁーー。

QABあはは!

Aうまくいう係みたいな(笑)

Qそっかそっか。

Aうーん、そういう人ってあんまり見たことないんですよねー。

Bうん。

C今頭の中のイメージだと。

Qはい。

C言葉は違うけど、グリーンズ村みたいな、さらにリアルな村があって、そこの村長さんみたいな、代表みたいな。

A村長ってね、最近言われるんですよね。武蔵小山でも、本当にね。村長って言われて。うーん、村長かー。村長なのかなー。いわゆる長老みたいな村長じゃなくて、なんていうのかな。

Bなんて言うんだろうね。

A奉仕する村長みたいな。

QBCふふふ。

B村長さん。

Aすごい村長って誰なのかな。勉強してみよう。

Bあー。うーーん。

Qでもあるよね。スポーツ選手の取材を僕は大学卒業して白夜書房に入ってしていたんですけど、ディフェンスとオフェンスってあるじゃないですか。

Aはいはい。

Qだけど取材していると、ディフェンシブなオフェンスとか、オフェンシブなディフェンスみたいな話をふまえていかないと、結局プロの話は聞けないわけですよ。

Bふむふむ。

Qアグレッシブに守るのか、ここは構えるのか。だから村長だからリーダーなのかもしれないけど、フォロワーシップのあるリーダーなのかもしれないし、そういうグラデーションのある何かを欲しているから、マネージャーじゃなくてエディターって言っているのかなって。

A確かに。

Qフラットって言っても、これまた僕は「この人はいつになったら情熱大陸に出るんだろう」と思ってからもう10年でていない人がいるんですけど、体の研究を一人でしているおじさんがいて、そのおじさんは人間がピンと立っていても揺れているって話をしていて。だからフラットって言っても、微振動が必ずあるじゃないですか。

Aうんうん。

Qその中で自分がフォローしている時もあれば、リードしている時もある。逆も然り。と言う関係性の中の、そう言う村の村長さんなんじゃないかなって言う。

A確かに。

Q言い出しっぺ的な。

Aそうですね。言い出しっぺではあるけど、みたいなところですね。

Q舵を取っているみたいな。

B船長さん。

Q結構、わかりやすいかも。帆は風が吹いてないと動かないし。

A確かにね。なんかね、菜央さんのリーダーシップがすごく好きなんですよね。

Qどこが? ……あ、俺が否定しているわけじゃないよ。ちょっと言い方がきつくなった。

Bわかってる(笑)

A菜央さん、泣くんですよ(笑)弱いリーダーシップって言われるやつで、本当に泣くみたいな。

Qうん。

A弱みを見せられると言うか、周りが助けなきゃいけないと言うか、自然と人が集まってきて、結果的に物事が進むと言うか。カリスマ的に指示をして、これこれこれと言うやつじゃなくて、その人自身が楽しんでいたり、周りも楽しいことをもっとやりたくなって物事を進めていくと言うか、そう言うのがいいなと思って、学ばせてもらっているんですけど。

Qいいですね。目の前の人が気が抜けていないと喋りにくいこともあるしね。

Aうんうん。

Q取材でもめっちゃ準備するけど、話を聞きにいくまでに緊張とかするでしょう。初めて聞きにいくときとか。

Aうんうん。

Qそのピークを超えて、ふって力が抜けていないとダメなんですよね。こんなことも言っていた、あんなことも言っていたって前情報は入れていくんだけど、抜けるぐらいのところまで行っていないと、話も聞けないし。って言う意味で、そう言うことなのかなと思いましたよ。ちょうどいい感じかな。

Aもう何も話すことはありません。

Q最後に、余すところなく言いたいことがあれば、最後に言ってください。

Aははは。

Qせっかくいらしたし。

A感想でも、大丈夫です。

Cはい、きて良かったです。リアルというか。直接見たり聞いたりするのって、大事だなって。

Qいや、ほんと週末やれば良かった。頭に入ってなくて。

Aまあまあ、全然。本当にウエクサさんがおっしゃったように、直接会う方が全てだなって悟りがあって。フェイスブックグループでいくら盛り上げようって言っても、会ったこともない人になんでコメントで絡まなきゃいけないんだって。

Bうんうん。

A一対一の人間関係が全てだし。ピープルも、僕とそれぞれじゃなくて、ピープル同士で僕の知らないところでも繋がっていくと、本当にいいコミュニティになっていくだろうなって感覚は。だから本当にお会いしたい。なので、「いつでもお会いするので、こちらまで」って入れておいてください。

Q大事だよね。

Aピープルきっかけで、いろんな人とお茶に行けるなら僕も最高です。

Qちなみにどんなことで声かけて欲しいですか? いつでもって言った時に、いつだよって感じあるじゃん。

Aえー、朝のカフェでコーヒーとか。ランチとか。あんまりデイタイムで仕事しなきゃいけない時間でもいいですけど、お互いにいいタイミングって朝か昼かなって感じなので、そういう時にフラッと僕のフェイスブックメッセージに「お茶しませんか?」「ご飯行きませんか?」ってくれたら、いつでも。これはコミットです。

Qいいですねー。

Bコミット。

A言うても知らない人にそう言う連絡をするのって、はばかられる人多いですけど、気にせずに送ってきてもらえればなんで、待っていますね。

Qどんな話でもいいんですね。

A逆に言うと、グリーンズピープルじゃない人にはそっけないと思います(笑)大事にしたい人ってそうじゃないですか。これが良くないか(笑)

Q他にはありますか?

C最初、小商いのクラスに参加するのも、結構どうしようかなって思って、さっきの話ですけど、キラキラ系と言うか、優秀だったり、敷居が、普通の会社員をやっていた感覚だと入りにくいって言う感覚が最初あったんですよね。

A絶対そうだと思う。

Cだからその垣根を越えると、まだ私2回目ですけど楽しいですし、実際にこう言う雰囲気なんだって、文面と雰囲気が違いますし、本当に半歩とか一歩、もうちょっと段差を越える何かきっかけがあるといいんだろうなと。そう言う人ってもしかしたらいるんだろうなって。

Aいっぱいいますよ。そこどうしたらいんだろうね?

Bね。

Aスクール参加もしづらいみたいな。

Qその半歩がどのぐらい高い壁なのかって言うのもあるかもしれないし。

A変に低くするのも変なんですけど。

Qある程度の勇気を持って踏み出した方が心地よく過ごせる可能性がある。ウエクサさんはそもそも勇気があるじゃないですか。

Cいやいやいや。

A会社を辞めて、ピープルになって。

Qいや踏ん切りをつけるって言う勇気。

Aそれがすごい大事じゃないですか。

Qみんなやめろって言ってるんじゃなくて。

Bそうそう。踏ん切りをつける。

Qどこまでをファーストステップにするのかって言うことがあるかもしれないですね。

Aけど、グリーンズが結果的に作っちゃっている壁って自覚的に作ったものじゃないって言うか。意図せず難易度を上げている。ウェブをリニューアルしてより格好良くなっちゃっている部分もあって。そこをちゃんと自覚して、何かステップを踏めるような何かがあった方がいいんでしょうね。

Cあともう一個あるんですけど、片方で敷居が滑らかになる方がいいなって言うのもあるんですけど、もう一方でいろんなウェブサイトとか、メディアがある中で、グリーンズが発している、一言で言うとポジティブなあの雰囲気というのは稀少性が高いものなので、これからもどんどん上がっていく感じでやって言った方が、全体的に社会というか、周りがよくなるんだろうなって思って、そう言う雰囲気を発して欲しいな。応援したいなと思っています。

Aそれはグリーンズアイデンティティなので。グリーンズが悲しくなるニュースばかりになったら、もはやグリーンズじゃないって話ですよね。

Qいいですね。こうやって話しながら、ピープルの人との中でいいファーストステップの踏み台を自覚的に用意するのか見えてくると面白いよね。

Aあと記事に絶対に入れて欲しい一言。ピープルの中で何かやってみたいとか、グリーンズにここ協力して欲しいって人がいたら、なんでも相談してくださいって言う一言をお願いします。今まであまりそこをやってこなかったんですけど、今年はそこだなって思っていて。グリーンズのできる限りのリソースをピープルに活かしていこうと。スクールもそうだし、メディアもそうだし。オフィスも、ピープルにはいつでも使ってもらえるようにしたり。カフェに行くぐらいだったら、グリーンズのオフィスに来て。そう言うのもね、やっていきたいんですよ。

Q Qちゃん感想はありますか?

Bうーん。

AこれQちゃんのも聞こう。

Bふふふ。

Aおもろいね。

Bいやちらほら聞いていた話が、総括的にまとまって来ているんだなって。この二年ぐらいが、私もそうですけど、自分のこれまでやって来たことと、今やっていることと、増えて来た関心ごとをどう繋げて仕事にするかって、過渡期だったなってよくわかっていて、それを超えないと、フェスやりたいとか、今後の展開の野望も出てこないから、それに現実味が帯びている感じが良かったかなって思います。

Qなるほど。良かったねー。

A話終わったら花粉症が戻って来ましたよ。なんなんですかねー。

ご飯とお喋りと、そこそこお酒。

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